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あんしん在宅ネットにいかわ 情報共有ツールの紹介

    
 

〔選択したソフトウェア〕

  あんしん在宅ネットにいかわにおける情報共有のため、採用したコラボレーションソフトウェアは、マイクロソフト株式会社のMicrosoft Office Groove 2007 です。後継モデルはShare Point Workspace 2010と名称が変更となっています(以下の説明では、これら2製品をまとめてGrooveと略します)。
 
 
 

〔情報共有の仕組み〕

  Grooveはパソコン上のワークスペースと呼ばれる作業スペース上で文書ファイル(Word、PDFファイルなど)、表計算ファイル(Excelなど)や予定表など様々な情報を共有することができます。


 
 
  ワークスペース内のデータが参加者により更新されると、更新情報がワークスペースを共有している各メンバーに通知され自動的にデータの同期が行われます。これにより複数メンバーにおける共同作業が簡単に行うことが可能となり、これにより患者さま情報の共有が可能となります。
 
 
  また、Grooveにはディスカッション機能もあり、患者さまに関する注意点や問題点・疑問点などについて、各専門職としての意見を述べたり、多職種間で垣根を越えた討論が出来る仕組みとなっています。
 
 
 

〔セキュリティについて〕

  患者さまの情報を各職種の担当者間で共有することになりますので、セキュリティの確保に万全を期すことが必要であり、情報が他に漏洩することは絶対に許されません。
 
  Grooveには米国政府により規格化されたAES(Advanced Encryption Standard)と呼ばれる強力な次世代標準暗号化方式が搭載されており、これにより患者さま情報の漏洩を防御するシステムとなっています。また、各職種の担当者には職務を通して知り得た患者さまの情報については守秘義務が求められており、協議会会員は全員この基本理念を遵守する姿勢で取り組んで参ります。
 
 
 

〔十分な説明と同意〕

  あんしん在宅ネットにいかわによる患者さまの情報共有を開始する前に、患者さまとご家族さまにそのメリットとデメリットについて書面を用いて十分な説明を行います。情報共有についてご賛同され同意書に署名を戴いた場合にのみ、あんしん在宅ネットにいかわにおける情報共有を行います。一度ご賛同を戴いた後から気が変わり、やはり中止して貰いたいとご希望される場合には中止届けを所定の場所に送付するか、主治医もしくはケアマネージャーにその旨をお伝えください。直ちにあんしん在宅ネットにいかわによる情報共有を中止いたします。
 
 
 

〔情報共有のメンバー〕

  協議会会員であってもすべての会員が患者さまの情報を共有できる訳ではありません。直接患者さまを担当する医療従事者(主治医、副主治医、訪問看護師、訪問調剤薬局薬剤師など)と福祉従事者(ケアマネージャー、訪問介護士など)のみが共有いたします。
 
 
 
新川地域在宅医療療養連携協議会
(図の提供:黒部市民病院 今田光一医師)