第11回 新川地域在宅医療支援センター 市民公開講座 |
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皆さま、人生の最期(終焉期)はどの様に過ごしたいですか? そんな縁起でもないことは考えたこともないとおっしゃる方が殆どでしょう。深く考えたことないけれど、痛い思いをするのだけは嫌とか、最期は家で過ごしたいなど、漠然と考えておられる方が多いものと思います。中には最期まで先進医療を受け続けて1秒でも長く生きたいと考える方や、多くの医療機器に囲まれ沢山の管に繋がれるような状況は避けたいと考える方もおられるでしょう。多様な思いが有って当然です。その思いはすべて尊いものです。その様な思いが有るにも係わらず、医療者やご家族にそれが届かなかったとしたら、とても残念なことです。 高齢多死社会を迎えた日本では、2018年3月厚生労働省により「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」の改訂が行われ公表されました。ガイドラインには人生の最終段階を迎えた患者様に対し、医療従事者が、患者様にとって最善の医療とケアを提供するためのプロセスが示されています。ガイドラインの趣旨を社会全体に広く普及させるため、2018 年11月、このプロセスのことを厚労省は「人生会議」と親しみを込めた愛称で呼ぶことにしました。人生の最終段階において、ご本人の意思に沿った医療とケアが提供されるためには、ご本人と関係者が繰り返し話し合う取り組みが大切とされ、話し合う過程を「人生会議」と呼ぶことになったのです。 「人生会議」を通して、医療とケアに対する自己の意思決定と、意思決定のための家族や医療・介護関係者の支援が重要とされています。そして、「人生会議」の存在が国民一人一人の意識の中に浸透していくことが望まれています。 今回、第11回市民公開講座として、「人生会議」についての特別講演会を開催することになりました。講師は日常診療の中で多くの「人生会議」を実践して来られました長野市の医療法人 愛和会愛和病院 副院長 平方 眞先生です。テーマは『「人生会議」を知ろう! ~いい人生だったと思えるように~ 』です。平方先生の豊富なご経験を通して「人生会議」の目的や、あり方、進め方、その結果得られるものなどについて、分かりやすくお話して頂く方針と致しました。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、生の特別講演会にお客様をお招きすることが出来ません。講演内容を録画して当地のケーブルテレビ局 2 社(みらーれTV・NICE-TV)で放送の予定です。皆さま、平方 眞先生のご講演を是非多くの方々にケーブルテレビで視聴して戴きたいと切望しております。 新川地域在宅医療支援センター 運営委員長:川瀬医院 藤岡 照裕 |
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◎開催報告 2022/10/20 UPLOAD!
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