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令和7年度 新川地域在宅医療支援センター 市民公開講座

 
 
 
 

 新川地域在宅医療支援センターは、在宅医療の普及啓発のため毎年市民公開講座を開催しており、今年度は、高齢期の口腔機能・栄養状態と自立度・健康寿命との関係をテーマに企画しました。  “生きること”は“食べること” 我々は皆毎日食事をし栄養を摂り活動しています。しかし、高齢になり一人暮らし・閉じこもり・貧困など社会的経済的問題により人との交流が減少したり、認知機能障害・意欲の低下など精神心理的問題により身体活動量の減少が起こると、お口の健康維持への関心が低下し、歯科受診をしなくなったり歯磨きなどの日々のセルフケアがおろそかになります。その結果う蝕(むし歯)や歯周病になり歯を失い固い食べ物が噛めなくなり、柔らかく食べやすい物ばかり好んで食べるようになります。そして会話や外食の機会も減少し、滑舌の低下・食べこぼし・わずかなむせ・口の中の乾燥・噛めない食品の増加など“口の衰え”が加速します。“ささいな口の衰え”は“オーラルフレイル(口の虚弱)”といわれ、放置すると“口腔機能低下症”に陥り、全身のフレイル(虚弱:加齢に伴い体力や気力が弱まっている状態)、サルコペニア(筋肉量減少・筋力低下)、低栄養を引き起こし、さらにQOL(生活の質)の低下、生活機能障害、認知機能の低下、要介護・死亡リスクの増加などが明らかになってきています。  本講座では、オーラルフレイル、フレイルの予防法と健康長寿実現の方法について、またたとえ要介護状態になっても最期まで口から食べる楽しみを提供するための医療と介護の現場での取組みについて“食支援”に携わる専門多職種がわかりやすく講演します。自分ごととして軽微なお口の衰えに気づくきっかけになり、元気で長生きするためのコツを知ることができる貴重な機会です。  多くの皆様のご参加をお待ちしております。

新川地域在宅医療支援センター 運営委員長:みのう医科歯科クリニック 美濃 一博

 
 
◎開催報告 2025/10/21 UPLOAD!
  日 時 令和7年9月27日(土)14:00~16:30
場 所 新川文化ホール 小ホール
主 催 新川地域在宅医療支援センター
テーマ 健康は“健口”から
内 容 第一部 講演
「健康は“健口”から
~口腔機能と栄養の改善で寝たきり予防~」

講師:美濃一博先生
   みのう医科歯科クリニック 院長

第二部
多職種の立場から
1.歯科医師 美濃千嘉子先生
  みのう医科歯科クリニック
2.歯科衛生士 朝野直美さん
  黒部市民病院
3.理学療法士 佐々木友和さん
  深川病院訪問リハビリテーション
4.管理栄養士 杉田香菜子さん
  特別養護老人ホームあんどの里